ウィナーズ法を使った攻略法をシミュレーション解説!連敗の損失を取り返せる?

ウィナーズ法を使った攻略法

連敗を前提として、着実に損失を回収していくカジノゲームの攻略法に「ウィナーズ法」があります。

1勝ずつの利益は大きくありませんが、損失を限りなく抑えた堅実なプレイを好む方には、オススメの攻略法です。

ただし、手順がやや複雑でメモをとりながらおこなう必要があり、ルールを正しく理解しておかなくてはなりません。

今回の記事では、このウィナーズ法のルールや注意点、利用できるゲーム、実際に使用した際のシミュレーションなどをご紹介していきます。

ウィナーズ法とはどんな賭け方?

ウィナーズ法とはどんな賭け方?

ウィナーズ法は、はじめに2連敗したあとの3回目のゲームから使える攻略法で、進行には数列を使用します。

はじめの2ゲームを含め、基準となる賭け金は単位で計算します。

1単位の金額は、プレイヤーが自由に設定可能です。

おおまかなルールは、以下のとおりです。

  • ・はじめの2ゲームは1単位でおこなう
  • ・3ゲーム目開始時点での数列は【1,1】
  • ・次のゲームの賭け金は数列の左端を2倍した数の単位
  • ・ゲームに負けた場合は数列の右端に先ほど賭けた単位数を追加し、勝った場合は左端の数字を消去する
  • ・数列がなくなったらセットを仕切りなおす

連敗の損失を少しずつ取り戻す賭け方

はじめに2連敗を待つことからもわかるように、ウィナーズ法は連敗の損失を取り戻し、最終的に利益につなげる攻略法です。

損失を回収するスタイルの攻略法には、ほかに「マーチンゲール法」や「ココモ法」などがあります。

これらは1回の勝ちで、それまでの損失をすべて回収し、さらに利益をあげられるのですが、ゲームの賭け金が雪だるま式に増加していくため、資金面でのリスクを伴います。

一方のウィナーズ法は、徐々に損失を回収していく仕組みになっている、長期的な攻略法です。

賭け金の上昇がゆるやかなので低リスク

ここで、ウィナーズ法を使い、5連敗してしまったときの賭け金の上昇を見ていきましょう。

1単位の金額は、$1とします。

ゲーム数 1 2 3 4 5
数列 1,1 1,1,2 1,1,2,2
賭け金 $1 $1 $2 $2 $2

上記のように負けが続く限り、次のゲームの賭け金は、$2から変わりません。

今後の流れで賭け金が上昇したとしても、次は2単位の$4となります。

このように、ウィナーズ法は賭け金がゆるやかに上昇するため、損失が膨らむリスクが低い攻略法です。

ただし、その分ゲームに勝った場合に取り戻せる金額も少しずつとなるため、あくまで負けによる損失を着実にカバーしていく攻略法といえるでしょう。

勝ちが多くなくても利益がでる

ウィナーズ法を使えば、ゲーム全体の勝敗がイーブンであっても、高確率で利益を得られます。

勝ち越す必要がないというのは、大きなメリットのひとつといえるでしょう。

ウィナーズ法が有効なカジノゲーム

ウィナーズ法が有効なカジノゲーム

前項で述べた「勝敗がイーブンでも利益がでる」という点から、ウィナーズ法は、勝率が50%、配当が2倍のゲームと、とても相性がいい攻略法です。

そのようなゲームには、以下のようなものがあります。

  • ・バカラ
  • ・ルーレットの「赤・黒」「偶数・奇数」「ハイ・ロー」賭け
  • ・シックボーの「大・小」賭け
また、勝率が50%のものであれば、バイナリーオプションなどカジノゲーム以外のものにも利用できます。

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ウィナーズ法のシミュレーション

ここからは、ウィナーズ法を使ってプレイした際の賭け金の変化や収支の変化を、より詳しくシミュレーションを使って解説します。

まずはどのように進行するのか、手順の解説を中心に見ていきます。

この項では、1単位=$1と前提とします。

手順①2連敗がくるまで通常どおりプレイする

まずは2連敗のタイミングがくるまで、通常どおりプレイをしていきます。

ただし、このときの賭け金もあらかじめ決めた1単位でおこないます。

手順②3ゲーム目は2単位を賭ける

2連敗後の3ゲーム目には、2単位を賭けてプレイします。

このとき、メモに【1,1】の数列を記しておきましょう。

3ゲーム目の賭け金2単位は、【1,1】の数列の左端の【1】を2倍で計算したものです。

ゲーム数 数列 賭け金 勝敗 収支
1 $1 -$1
2 $1 -$2
3 1,1 $2(1×2) -$4

手順③勝敗にあわせて数列を書き変える

3ゲーム目の結果にあわせて、数列を変化させます。

負けてしまった場合は数列の右端に先ほど賭けた【2】を足し【1,1,2】に、勝った場合は左端の【1】を削除し、残りの【1】のみになります。

ゲーム数 数列 賭け金 勝敗 収支
3 1,1 $2 -$4
4 1,1,2

手順④次のゲームのプレイ

次のゲームも、現在の数列を基準に、賭け単位を調整します。

4ゲーム目は、勝敗がどちらになった場合でも左端の数字が【1】であるため、賭け単位はおのずとその2倍の2単位になります。

ゲーム数 数列 賭け金 勝敗 収支
3 1,1 $2 -$4
4 1,1,2 $2(1×2) -$2
5 1,1,2

手順⑤数列がなくなるまでプレイする

手順③と④を繰り返し、数列がすべてなくなれば1セットは終わりになり、手順①からやり直します。

ゲーム数 数列 賭け金 勝敗 収支
4 1,1,2 $2 -$2
5 1,1,2 $2(1×2) $0
6 1,1,2 $4(2×2) -$4
7 1,1,2,4 $4(2×2) $0
8 1,1,2,4 $8(4×2) -$8
9 1,1,2,4,8 $8(4×2) $0
10 1,1,2,4,8 $16(8×2) $16
11 1,1,2,4,8 終了 $16

【まとめ】50ゲームでのシミュレーション

ここからは、50ゲームを、ウィナーズ法を使ってこなした際のシミュレーションをご紹介します。

ゲーム数 数列 賭け金 勝敗 収支
1 $1 -$1
2 $1 -$2
3 1,1 $2 -$4
4 1,1,2 $2 -$2
5 1,1,2 $2 $0
6 1,2 $4 -$4
7 2,4 $4 -$8
8 2,4,4 $4 -$4
9 2,4,4 $8 $4
10 4,4 $8 $12
11 4 $1 $11
12 $1 $10
13 1,1 $2 $8
14 1,1,2 $2 $10
15 1,1,2 $2 $8
16 1,2,2 $2 $10
17 1,2,2 $4 $14
18 2,2 $4 $18
19 2 $1 $17
20 $1 $16
21 1,1 $2 $14
22 1,1,2 $2 $12
23 1,1,2,2 $2 $10
24 1,1,2,2,2 $2 $8
25 1,1,2,2,2,2 $2 $10
26 1,1,2,2,2,2 $2 $12
27 1,2,2,2,2 $4 $16
28 2,2,2,2 $4 $20
29 2,2,2 $4 $16
30 2,2,4 $4 $20
31 2,2,4 $4 $24
32 2,4 $8 $16
33 4,8 $8 $24
34 4,8 $16 $40
35 8 $1 $41
36 $1 $41
37 $1 $40
38 $1 $39
39 1,1 $2 $41
40 1,1 $2 $43
41 1 $1 $42
42 $1 $41
43 1,1 $2 $43
44 1,1 $2 $45
45 1 $1 $44
46 $1 $43
47 1,1 $2 $41
48 1,1,2 $2 $43
49 1,1,2 $2 $41
50 1,1,2 $2 $43
結果 $43

上記のシミュレーションでの勝敗の数は、等しく25ずつです。

とくに勝ち越してもいないイーブンの勝率で、最終的に$43もの利益をあげられたことから、ウィナーズ法の有益性がわかります。

ウィナーズ法を使う際の注意点

リスクはあまりないといえども、ウィナーズ法の活用には、注意しなくてはならない点も存在します。

メモをとる必要がある

ウィナーズ法を使った場合の賭け金の動きは、はじめのうちはパータン化されているものの、ゲームの進行によっては複雑化していきます。

混乱しないためにメモをとってのプレイがオススメですが、ランドカジノでは、メモを使ってのプレイを禁じていることがほとんどです。

基本的に初心者は、オンラインカジノのみで使える攻略法だと理解しておく必要があります。

資金に余裕がないと使えない

ウィナーズ法は、賭け金がゆっくり増えるため、資金を圧迫しにくいという特徴があります。

しかし、連敗の回数がかさめば、その限りではありません。

とくに1セットが長く続くと、賭け金が想定以上に増えていくことになります。

資金が著しく少ない状態でのプレイには向かないことを理解しましょう。

また、1単位あたりの賭け金を高く設定しすぎると、資金を使い切ってしまったり、テーブルリミット(ゲームの賭け金上限)に達しやすくなったりしてしまいます。

連勝すると逆効果になる

ウィナーズ法がもっとも効果を発揮するシチュエーションは、「はじめに長く連敗が続き、のちに適度に連勝が続く場合」です。

連勝が続いてしまうと、ウィナーズ法の1セットが早々に終了してしまい、思うように利益が増えず、次のセットの開始もできません。

連勝が続く場合に効果的な攻略法には「パーレー法(逆マーチンゲール法)」などがあるため、ゲームの流れによっては、利用する攻略法を変えたほうがいいことも検討してみましょう。

交互に勝ち負けを繰り返すと賭け金が増える

ウィナーズ法を使ったときの賭け金は、負けゲームのあとに勝ちゲームがくると増えていく仕組みになっています。

そのため、交互に勝ち負けがくるゲームの流れでは、ウィナーズ法を終えられない状態で、どんどんと賭け金が増えていきます。

ゲーム数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
数列 1,1 1 1,2 2 2,4 4 4,8 8
賭け金 $1 $1 $2 $2 $2 $4 $4 $8 $8 $16
勝敗
収支 -$1 -$2 $0 -$2 $0 -$4 $0 -$8 $0 -$16

さらに、負けゲームのあとの損失もゲーム数が続くほどに大きくなっていくため、残りの資金が大きな問題になります。

交互に勝ち負けが続く見込みの流れであれば、損失が少ないタイミング、または、次の勝ちで収支が±0になった時点で切り上げるのがオススメです。

損切りラインを必ず決める

上記のように、勝ち負けを繰り返し、賭け金が膨らんでしまい、引っ込みがつかなくなってしまわないように、損切りのラインを必ず設定しておきましょう。

連敗が続き、累計の損失が大きくなってきた場合も同様です。

もっとも避けるべきは、資金が底をつくことと、テーブルリミットにより負けたまま、ウィナーズ法を継続できなくなることです。

また、数列が長くなればなるほど、損失の回収には多くの時間がかかることになります。

「何連敗したら損切り」「数列が何個以上になったら損切り」などを目安にしておくと、わかりやすく、オススメです。

まとめ

ウィナーズ法は、連敗での損失を少しずつ回収し、最後には利益につなげるという、堅実なプレイを好む方にオススメの攻略法です。

ウィナーズ法を使う際はメモを使い、数列を足したり引いたりしながら進行していきます。

「賭け金の増え方がゆるやかで資金を圧迫しにくい」「勝ち負けの数がイーブンであっても利益が発生する」などがこのウィナーズ法のメリットです。

しかし、勝ち負けが交互に続いたり、数列が増えすぎてしまったりすると、損失の回収が困難になってしまったり、資金が底をついてしまうなどの危険性があります。

このような状況を回避するために「連敗は何ゲームまで」「数列は何個まで」など、あらかじめ損切りのラインを設定して活用しましょう。

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