何をやってもうまくいかない日は誰にでもあります。
それはオンラインカジノでも同様で、「連敗が続いても維持になって賭け続けてしまい、終わってみれば、前日の利益も失っていた」という悲劇は起こりがちです。
オンラインカジノやギャンブル、あるいは投資の世界では、勝ちラインを設定して勝ち逃げしたり、深追いせずに損切りしたりすることも、重要なテクニックになります。
今回は、損切りのテクニック、メリットとデメリット、損切りしやすい投資の手法などをご紹介します。
しっかりと損切りができるようになれば、トータルでの勝率は確実に上がりますから、そのための心構えや方法を覚えておきましょう。
目次
損切りとは

損切りは、「ロスカット」ともいわれ、株やFXなど、投資の世界でも継続的な利益を生み出すための大切な考え方として有名です。
仮想通貨やオンラインカジノの情報を発信することで知られている「ゆかもん」氏も、勝つためには損切りが重要であると説いています。
損失が出ている段階でゲームをやめてしまうことが、なぜ勝つためのテクニックとして重要なのか、概要から詳しくご説明します。
負けを認めることが損切りの第一歩
損切りの基本となるのは、「負けを認めること」です。
その日の損失を拡大させないうちにゲームをやめることによって、手元に残っている賭け金を守ります。
オンラインカジノにはリアルマネーを賭けるので、のめり込んでいるうちに感情的になり、イチかバチかという賭け方をしてしまう人も多くいます。
結果的に博打に負けてしまい、コツコツと積み上げてきた利益を台なしにしてしまうことがありますが、これを防ぐための唯一無二ともいえる方法が、損切りです。
自分を律して感情をコントロールしなければならない損切りは、実践してみると難しいものですが、カジノで長く遊ぶためには、必ず知っておかなければなりません。
勝ち続けることは誰にもできない
カジノに限らず、すべてのギャンブルや投資で勝ち続けることは不可能であり、どんなに有名な投資家でも、百発百中で利益を出すことはできません。
4勝1敗というペースなら非常に高い勝率に感じますが、$10の利益を4回出した後に、$50の損失を1回でも出せば、それだけで赤字に陥ってしまいます。
しかし、$50の損失を$30にまで抑えることができれば、トータルでは$10の利益が出た状態で勝ち逃げできます。これが損切りという概念の基本です。
カジノで有名な手法のひとつに、「マーチンゲール法」がありますが、これは簡単にいうと、「負けた後に賭け金を倍にする」という投資法になります。
勝てば過去の損失を帳消しにできるのがマーチンゲール法の魅力ですが、連敗すると賭ける金額がどんどん増え、資金が失われていきます。
マーチンゲールのような賭け方をする場合は、とくに損切りを強く意識して、一定の赤字に達したタイミングで賭けをやめることが大切です。
損切りのテクニック

損切りは半ば精神論のようなものですが、テクニックとして自分の中でのルールを決めておくことにより、機械的に負け戦を処理しやすくなります。
どういった方法でカジノに向き合えば損切りをしやすくなるのか、具体的な方法をご紹介します。
損切りラインを決める
賭け方のスタンスや使える資金は、人によって違うので、具体的な金額を挙げることはできませんが、まずは、一定の損切りラインを決めることからはじめます。
たとえば、その日に用意した予算のうち、40%を失った段階で損切りすることを決めておけば、$100あった予算が$60以下になることはありません。
ここで損切りしておけば、次の日に使う予算を$60残すことができるので、リスクを管理しながら長くオンラインカジノで遊びやすくなります。
勝ち逃げラインを決める
損切りと同じように、勝ち逃げのラインを設定することも重要で、とくに好調なスタートを切ったときこそ、利益を守った状態でその日のベットを終えるように意識しましょう。
もしも連勝して$50の利益を出すことができていた場合は、利益が$20にまで落ち込んだ段階でその日の賭けをやめる、といった方法でゲームから抜け出します。
$50の利益が$20にまで落ち込むと、ピーク時の利益を取り戻したくなるあまり、確率1/2のゲームに$30を賭けたくなる気持ちもわかります。
しかし、これに負けてしまうと、利益を守るどころか$10の赤字を生む結果になりますから、リスクが大きい賭け方といわざるを得ません。
一度決めたルールは必ず守る
自分で設定したマイルールは、何があったとしても必ず守り、強い意志をもって損切りを実践しましょう。
仮にオンラインカジノをはじめて数分で損切りラインに達してしまうと、もっと遊びたいという思いから、設定した金額を無視してお金を注ぎ込んでしまいがちです。
これも極めてリスキーなので、いかなるシチュエーションだとしても、損切りするタイミングが訪れたら、「今日は運がなかった」と割り切ることが大切です。
勝ち負けを週単位や月単位で考える
損益を1日単位で見てしまうと、損切りで赤字を出すことを避けたいという気持ちが強まるので、収支を計算する際は、週単位や月単位で考えましょう。
その週に$200の利益が出ているなら、1日で$40を失っても、1週間のトータルでは$160も勝てています。
もし、どこかの週で$200の赤字を出してしまったとしても、次の週からは黒字を出し続けて、月単位で見れば、黒字に転換させられるかもしれません。
カジノ以外で気分転換する
オンラインカジノの調子が上がらないときは、それ以外の方法でリフレッシュして、一度カジノから離れてみましょう。
ゲームをしたり、お風呂に入ったり、映画を見たりなど、方法はさまざまですが、どうしてもカジノに残りたい場合は、お金を賭けないデモで遊ぶという手段も有効です。
損切りのメリットとデメリット

損切りには、どんなメリット・デメリットがあるのか、今一度確認しておきましょう。
メリット
致命傷を作らないようにするのが、損切りという考え方の基本です。
確実に損切りを実践することによって、以下のようなメリットを得られます。
勢いで資金を失うことがなくなる
マイルールを作り、徹底することによって、損失が出た場合でも、機械的に処理できます。
その場の雰囲気に飲まれたり、勢いで賭け金を増やしたりすることがなくなるので、我に返ったときに青ざめてしまうほどの損失を生むリスクをゼロにできます。
翌日以降の資金を残すことができる
残念ながらその日に負けてしまったとしても、二度とオンラインカジノに参戦できなくなるということはありません。
予算を計算して損切りすることにより、翌日以降に遊ぶ予算を残すことができるので、長期間にわたって、計画的にオンラインカジノを楽しめるようになります。
なぜ負けたのか整理しやすくなる
次々にお金を投じてしまい、予定外の金額を失ってしまうと、ヤケのような気分に陥ってしまい、データの分析をする余裕がなくなります。
損切りができれば、負けも計算の範囲内として受け入れやすくなり、時間的な余裕も生まれるので、なぜ負けたのかを振り返って、整理しやすくなるという点もメリットです。
反省点を見つけて、改善点の勉強をしておけば、それを翌日以降に反映させられるので、トータルの勝率をより高めやすくなります。
デメリット
損切りでは、主に以下の2点がデメリットになります。これを受け入れた上で前進することが、オンラインカジノで遊ぶ際には重要です。
損切りした段階で負けが確定する
損切りは、負けているタイミングでその日のベットをやめるという戦略なので、損切りをした段階で、その日の負けが確定します。
どうしても利益を出してからでなければやめられないというケースでは、損切りという選択を取ることができません。
当日に逆転できるチャンスがなくなる
マーチンゲール法のように、失った資金を取り返すための投資法を駆使すれば、連敗したとしても、一度勝てば、当日中に逆転で黒字を出せる可能性が出ます。
しかし、損切りをすると、そのチャンスに賭ける機会を失ってしまうため、リスクマネージメントができる一方で、目の前の利益を逃してしまう可能性があります。
損切りしやすい投資の手法

オンラインカジノにおいて、損切りしやすい投資の手法がいくつかあります。
損切りを重視する場合には、1/2の確率で勝てる期待値の高いゲームを活用して、以下の手法を多用しながらオンラインカジノを楽しむことがオススメです。
31システム法
「31システム法」は、$31を軍資金に設定して、投資するゲームを全部で9回にわけ、そのうちの1回だけでも2連勝できれば利益を得られるという賭け方です。
仮に負けてしまったとしても、$31以上の損失は生まれないように設計されているので、損切りしやすい賭け方の代表例ともいえます。
10ユニット法
稼ぐための目標額と、その日のゲームに使う予算を最初に決めてから投資するという手法で、損切りの目安となる「残高リミット」を設定できます。
残高リミットがゼロになった瞬間にゲームを終えるという手法なので、明確に損切りラインを設けることができ、機械的な損切りが可能です。
10パーセント法
「10パーセント法」は、予算の10パーセントをベットし続けるという手法で、$100を用意した場合には$10を、それに負けて$90の資金になった場合には$9を賭けていきます。
理論上、手元の資金がゼロになることが決してない投資法ですが、連敗が続くと資金がどんどん減っていくので、損切りの意識を強めることが必要な投資法でもあります。
まとめ
長い目で見て利益を出すためには、損切りを覚えることが非常に重要です。
損切りラインや勝ち逃げラインを自分で設定して、それを確実に守るように意識しましょう。
損切りに向いた手法としては、31システム法や10ユニット法などがあります。
機械的に損切りすることが苦手という方は、これらの手法を活用することがオススメです。
大きく負けないためにも、損切りは必ず理解しておきましょう。