カジノ戦略のひとつである「ハーフストップ法」は、すでに手元にある利益の半分を確実に残すための攻略法です。
基本的にはどのようなカジノゲームにも使えるので、初心者からベテランまで、幅広いプレイヤーの間で取り入れられています。
とくに、せっかく得た利益を全部失ってしまうような人にはオススメの手法です。
では、ハーフストップ法とはどのような攻略法なのでしょうか?
この記事では、ハーフストップ法の特徴や使い方、シミュレーション結果、実践するにあたっての注意点などをまとめて解説します!
目次
ハーフストップ法について

数あるカジノ攻略法の中でも、ハーフストップ法とはどのような特徴がある戦略なのでしょうか。
まずは、その特徴を3つご紹介します。
確実に利益を残す攻略法
ハーフストップ法は、ゲームをやめるタイミングが明確になるので、手元の利益が完全に消えてしまうことなく、確実に残していく攻略法です。
名前のとおり、「半分になったらやめる」ということで、最大収支の半分は手元に残ります。
ギャンブルでは、やめ時を見極めることが非常に大切です。
感情が赴くままにゲームを進めると、やめ時を見失って、損失が出て終わってしまうことが多々あります。
ハーフストップ法では、やめ時のタイミングが明確に決められているので、確実に利益を残してゲームを降りることができます。
大損を防ぐことができる
ハーフストップ法は、やめ時が決まっていることから、大きな損失を出してしまうことがありません。
カジノをはじめとするギャンブルで、プレイヤーの心理的負担は、「大損したらどうしよう」という心配です。
このようなプレッシャーの中でカジノゲームをプレイすると、判断の正確性が鈍ったり、ゲームそのものを楽しむことができなくなったりします。
ハーフストップ法を取り入れると、大損する心配から解放されるので、落ち着いて楽しくカジノゲームで遊べます。
どんなカジノゲームにも使用できる
ハーフストップ法は、ルーレットやポーカー、バカラ、ブラックジャックなど、あらゆるカジノゲームに使用できます。
また、ハーフストップ法は柔軟性が高く、マーチンゲール法やパーレー法のようなほかのカジノ攻略法と組み合わせて使用することも可能です。
カジノゲームをプレイする際には、ハーフストップ法を基軸としながらほかの攻略法と並行して実践すると、より効果が高くなるのでしょう。
ハーフストップ法の使い方

それでは実際に、ハーフストップ法の使い方の手順について解説します。
①目標利益額を設定する
まずはじめは、目標とする利益額を設定します。
任意の金額で問題ありませんが、現実的でない金額や、半額になることを考慮した金額は設定しないようにしましょう。
ハーフストップ法は、この目標利益額が達成できたときからはじまります。
②目標利益額の半分になるまでゲームを続ける
目標利益額を達成できたら、その半分になるまでゲームを続けていきます。
たとえば、目標利益額を100ドルに設定した場合、利益が50ドルになるまでゲームを続行します。
このとき、ゲームで利用できる資金は、半分の利益を差し引いた50ドルとなります。
この50ドルは、どのゲームでどのような賭け方で使用しても構いません。
③目標に対して半分の利益額になったらゲームをやめてリセットする
最初に設定した目標利益額に対して、半分の利益額になったら、その時点でゲームをやめます。
ハーフストップ法では、このプロセスが一番大切です。
最大利益に対して半分まで減ってしまっていますが、「あともう1ゲームやってみよう」などと考えてはいけません。
ハーフストップ法は、最大利益の半分を確実に残すための攻略法です。
ハーフストップ法の成功とは、目標の半分の利益でゲームをきちん降りることです。
リセット後は、再び①〜③の手順を繰り返していくことになります。
リセットするたびに目標の半分の利益が積み重なっていくことになるので、長期的に利益を増やしていく攻略法となっています。
ハーフストップ法が有効なゲーム
ハーフストップ法は、あらゆるカジノゲームに使うことができ、選択するゲームに対する制限はありません。
ルーレットやブラックジャック、スロット、ポーカーなど、お好きなゲームで実践できます。
カジノ初心者なら、最初は勝率が高い2倍配当のゲームで試してみるといいでしょう。
さらにカジノゲームだけではなく、株取引やFX、バイナリーオプションといった投資の分野でも応用されている手法です。
あらゆる投資法で柔軟に利用できることも、ハーフストップ法の魅力のひとつといえます。
ハーフストップ法のシミュレーション

それでは、ハーフストップ法を、実際のカジノゲームでシミュレーションしてみましょう。
今回対象としているルーレットの赤黒賭けやブラックジャックなどの2倍配当のゲームで、目標利益は100ドルとしています。
【ハーフストップ法による50ゲームのシミュレーション結果】
ゲーム数 | ベット額(ドル) | 勝敗 | 損益(ドル) | 累計損益(ドル) | ゲーム数 | ベット額(ドル) | 勝敗 | 損益(ドル) | 累計損益(ドル) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | 負 | -10 | -10 | 26 | 20 | 勝 | +20 | +110 | |
2 | 20 | 勝 | +20 | +10 | 27 | 30 | 負 | -30 | +80 | |
3 | 10 | 負 | -10 | 0 | 28 | 20 | 負 | -20 | +60 | |
4 | 20 | 負 | -20 | -20 | 29 | 10 | 勝 | +10 | +70 | |
5 | 40 | 勝 | +40 | +20 | 30 | 20 | 勝 | +20 | +90 | |
6 | 40 | 勝 | +40 | +60 | 31 | 30 | 負 | -30 | +60 | |
7 | 40 | 勝 | +40 | +100 | 32 | 10 | 負 | -10 | +50 | |
8 | 10 | 負 | -10 | +90 | 33 | 10 | 負 | -10 | -10 | |
9 | 20 | 負 | -20 | +70 | 34 | 20 | 負 | -20 | -30 | |
10 | 10 | 負 | -10 | +60 | 35 | 30 | 勝 | +30 | 0 | |
11 | 10 | 勝 | +10 | +70 | 36 | 20 | 勝 | +20 | +20 | |
12 | 20 | 負 | -20 | +50 | 37 | 40 | 勝 | +40 | +60 | |
13 | 10 | 負 | -10 | -10 | 38 | 20 | 負 | -20 | +40 | |
14 | 20 | 負 | -20 | -30 | 39 | 40 | 勝 | +40 | +80 | |
15 | 40 | 負 | -40 | -70 | 40 | 20 | 勝 | +20 | +100 | |
16 | 80 | 勝 | +80 | +10 | 41 | 10 | 負 | -10 | +90 | |
17 | 10 | 勝 | +10 | +20 | 42 | 20 | 勝 | +20 | +110 | |
18 | 20 | 勝 | +20 | +40 | 43 | 40 | 負 | -40 | +70 | |
19 | 10 | 負 | -10 | +30 | 44 | 10 | 負 | -10 | +60 | |
20 | 20 | 勝 | +20 | +50 | 45 | 10 | 勝 | +10 | +70 | |
21 | 20 | 負 | -20 | +30 | 46 | 20 | 勝 | +20 | +90 | |
22 | 40 | 勝 | +40 | +70 | 47 | 10 | 勝 | +10 | +100 | |
23 | 30 | 勝 | +30 | +100 | 48 | 20 | 負 | -20 | +80 | |
24 | 10 | 勝 | +10 | +110 | 49 | 10 | 勝 | +10 | +90 | |
25 | 20 | 負 | -20 | +90 | 50 | 40 | 負 | -40 | +50 |
【ゲーム内容の解説】
ハーフストップ法を開始するためには、まずは目標利益額を達成させないといけません。
7ゲーム目に+100ドルの利益が出ているので、ここからがハーフストップ法の実践となります。
使用するベット額を調整しながらゲームを進めていき、12ゲーム目では+5ドルとなりました。
目標利益額の半分となったので、この時点でハーフストップ法は終了で、リセットしてゲームを再開させます。
その後、23ゲーム目でも、+100ドルの利益を確保することに成功しています。
あとは+5ドルの利益になるまで、ゲームを進めていくだけです。
32ゲーム目に利益が+5ドルの利益になったので、リセットしてゲーム再開です。
リセット後の40ゲーム目にも再び+100ドルの利益が出ており、最後の50ゲーム目にちょうど+5ドルの利益が確定して、シミュレーションは終了しました。
今回の50ゲームでの勝敗は25勝25敗となっており、ほぼ確率通りの結果となっています。
また、ゲーム全体でハーフストップ法が3セット完了しており、1セットあたりの利益が+50ドルなので、合計+150ドルの利益を出すことに成功しました。
このようにハーフストップ法は、手元に利益を確実に残しておく攻略法で、手堅く利益を残したい人に非常にオススメです。
ハーフストップ法の注意点

ハーフストップ法は、利益を確実に守るために有効となる攻略法ですが、実践するにあたって、いくつかの注意点があります。
目標利益に到達させないと使用できない
ハーフストップ法は、最初に設定した目標利益に到達しなければ、使用することはできません。
よって、ハーフストップ法を実践するためには、まとまった利益を確保するための手法が必要になります。
カジノ戦略で有名なマーチンゲール法やパーレー法以外にも、グッドマン法やウィナーズ法、ココモ法のような、リスクを最小限に抑えて利益を狙う攻略法があります。
これらの攻略法と組み合わせて、ハーフストップ法を実践するといいでしょう。
ルール通りにゲームを降りる強い意志が必要
ハーフストップ法は、ゲームのやめ時を明確にする攻略法で、「目標利益の半分に達したらゲームを降りる」というルールが決まっています。
このルールをしっかりと守れるかどうかが、ハーフストップ法を成功させるカギです。
ハーフストップ法でゲームから降りるとき、最大利益に比べて半分以上に目減りしています。
このとき、プレイヤーには「減った利益を取り返したい」という心理が働きがちです。
「もう1ゲームしたら利益が増えるかもしれない」「最大利益を取り返すまでやろう」というような心理に負けることなく、ルール通りにゲームを降りるという強い意志が必要です。
湧き出る余計な感情をグッと抑えて、ルール通りに実行していくようにしましょう。
まとめ
今回は、ハーフストップ法というカジノ攻略法をご紹介しました。
ハーフストップ法は、やめ時で失敗するプレイヤーにとくにオススメできる攻略法です。
ハーフストップ法を活用すれば、せっかく得た利益がすべてなくなってしまうようなことはありません。
最大利益よりは目減りしますが、確実に利益を残して、ゲームをやめることができます。
また、パーレー法やマーチンゲール法と組み合わせて使用すると、より大きな効果を発揮します。
ぜひハーフストップ法といろいろな攻略法を組み合わせて、確実に利益を残すゲームプレイを実現させましょう!