イーストコーストプログレッション法の使い方や特徴を解説!パーレー法の欠点を補った攻略法?!

カジノ攻略法として有名な「パーレー法」は、連勝したときに得られる利益を最大化することを目的としています。

しかし、パーレー法は、負けたときに、すべての利益を失ってしまうという欠点があります

その欠点を補って改良したのが、「イーストコーストプログレッション法」です。

イーストコーストプログレッション法は、連勝で利益を伸ばしつつ、負けたときにも利益が残るように保険をかけた戦略で、攻守のバランスが非常に優れています

それでは、イーストコーストプログレッション法とは、どのような攻略法なのでしょうか?

この記事では、イーストコーストプログレッション法の特徴や使い方、有効なゲームの種類、シミュレーション結果、実践する際の注意点についてまとめて解説します!

イーストコーストプログレッション法について

イーストコーストプログレッション法は、連勝によって利益を伸ばしていくことを目的としていますが、負けたときのリスク管理もできる優秀な攻略法です。

それでは、イーストプログレッション法には一体どのような特徴があるのか、順番に見ていきましょう!

負けたときにも利益が残せる

イーストプログレッション法は、連勝の流れに乗って利益を増やしていく攻略法で、連勝するごとにベット額を2倍していく「パーレー法(逆マーチンゲール法)」とシステムがよく似ています。

しかし、パーレー法とは異なる最大の特徴は、負けたとしても利益が残せるところです。

パーレー法では、連敗がストップして負けた時点で、それまでの利益をすべて失ってしまうというリスクがあります。

それに対してイーストコーストプログレッション法は、負けたとしてもある程度の利益を残すことができるので、パーレー法よりも、リスク管理に優れた攻略法であるといえます。

連敗による損失を抑えることができる

イーストコーストプログレッション法では、連敗中は最小単位のベット額を賭けていくので、連敗による損失を最小限に抑えることができます。

マーチンゲール法だと負けるたびにベット額が2倍されていくので、損失はどんどん膨らんでいきますが、イーストコーストプログレッション法では、最小の1単位ずつ損失が増えていきます

よって、急激に資金が底をつくリスクがないので、長くカジノゲームを楽しめます。

リスク管理しながら緩やかに利益を増やす

イーストプログレッション法は、負けても手元に利益が残り、連敗しても損失を最小限に抑えてくれるので、守備に強い攻略法です。

それに加えて、連勝によって利益を緩やかに増やすことができるので、攻守のバランスがとても優れた攻略法であるともいえます。

イーストコーストプログレッション法の使い方

①基本単位となる最小ベット額を決定する

まずは、基本単位となる最小ベット額を決めましょう。

そのときの資金に合わせて、1ドル、5ドル、10ドルと自由に設定しても問題ありません。

 

②2連勝するまでは基本単位をベットし続ける

次は、最初に決めた最小ベット額を、2連勝するまで賭け続けます。

仮に基本単位を10ドルと設定した場合は以下のような動きになります。

ゲーム数 ベット額(ドル) 勝敗 損益(ドル) 累計損益(ドル) 負けたときに残る利益(ドル)
1 10 +10 +10 -10
2 10 +10 +20 0

 

③2連勝後の3ゲーム目は、それまでの利益をすべて上乗せした金額をベットする

2連勝に成功すると、次の3ゲームではそれまでに得た利益を上乗せした金額をベットします。

10ドルを賭け続けて2連勝した場合、累計損益の+20ドルを上乗せした30ドルを3ゲーム目の賭け金とします。

ゲーム数 ベット額(ドル) 勝敗 損益(ドル) 累計損益(ドル) 負けたときに残る利益(ドル)
1 10 +10 +10 -10
2 10 +10 +20 0
3 30 +30 +50 -10

 

ここまでは利益が残るようにベット額を決めていないので、負けた時点で±0、もしくはマイナスが確定してしまいます。

イーストプログレッション法の効果が発揮されるのは、3連勝後の4ゲーム目からです。

 

④4ゲーム目からは、直前のベット額を1.5倍して賭けていく

4ゲーム目からは、直前のベット額を1.5倍した金額を賭け金として、ゲームを進めていきます。

1.5倍するということは、直前に得た利益の半分を残し、残り半分を次のゲームのベット額に上乗せすることを意味しています。

よって、4ゲーム目以降で仮に負けたとしても利益がすべてなくなることはなく、いくらか残すことができるのです。

 

8ゲーム目まで連勝した場合のベット額や損益は、以下の表のようになります。

ゲーム数 ベット額(ドル) 勝敗 損益(ドル) 累計損益(ドル) 負けたときに残る利益(ドル)
1 10 +10 +10 -10
2 10 +10 +20 0
3 30 +30 +50 -10
4 45 +45 +95 +5
5 68 +68 +153 +27
6 102 +102 +255 +51
7 153 +153 +406 +102
8 230 +230 +636 +176

 

表の一番右にはそのゲームで負けたときに残る利益を示しましたが、4ゲーム目以降は、どこで負けても、プラス収益で終えることがわかるかと思います。

また、1.5倍した際にベット額が小数になった場合、小数点以下を切り捨てるか切り上げるかは、任意の判断で構いません。

切り捨てる場合は、手元に残す金額が増える代わりに、次ゲームのベット額が減るので、連勝で獲得できる利益は少なくなります。

一方で切り上げる場合は、手元に残る利益は少なくなりますが、次ゲームのベット額が増えるので、連勝で獲得できる利益は多くなります。

手元に残す利益を優先するのか、それとも獲得利益を増やすことを優先するのかは、個人のプレイスタイルに合わせて判断するようにしましょう。

 

⑤負けた時点で完了とし、②に戻る

連勝から負けた時点でイーストコーストプログレッション法は完了となります。

次ゲームからは最小ベット額に戻して再び連勝するまで賭け続けていきます。

イーストコーストプログレッション法が有効なゲーム

イーストコーストプログレッション法は、すべてのカジノゲームで使用することができる攻略法です。

ただし、連勝しないとその効果が発揮されないので、連勝しやすいように、2倍配当か3倍配当のゲームを選択するようにしましょう

イーストコーストプログレッション法を使用するのにオススメなのは、主に以下のようなゲームです。

ルーレット

ルーレットでは、「赤・黒」「ハイ・ロー」「奇数・偶数」の賭け方が2倍配当なので、イーストコーストプログレッション法を使用するのに適しています。

また、テーブルの数字横一列にベットする「コラムベット」や、縦に区切られたエリアにベットする「ダズンベット」はどちらも3倍配当なので、イーストコーストプログレッション法の活用にオススメです。

ブラックジャック

ブラックジャックは、ディーラーとプレイヤーによる対戦形式のゲームで、基本的に勝利時の配当は2倍なので、イーストコーストプログレッション法に最適のゲームです。

配られたカードの数を合計した数字が、21に近い方が勝ちというシンプルなルールなので、カジノ初心者にもオススメです。

バカラ

仮想の「バンカー」と「プレイヤー」の2人でどちらが勝負に勝つかを予想するゲームであるバカラも、イーストコーストプログレッション法を試すには最適です。

配られた2枚のカードの数を合計し、下一桁が9に近い方が勝利となります。

確率上ではバンカーの勝率の方が若干高いので、バンカーに賭け続けると、連勝しやすくなるでしょう。

イーストコーストプログレッション法のシミュレーション

それでは実際に、イーストコーストプログレッション法を、カジノゲームでシミュレーションしてみましょう。

今回対象とするゲームは2倍配当で勝率が約50%のゲームです。

また、基本単位は1ドルとし、ベット額を1.5倍して、小数になったときは小数点以下を切り上げてベット額を算出しています。

全50ゲームのシミュレーションで、「どのようにベット額が変わっているのか?」「損益はどれくらい変動するのか?」などを検証していきましょう。

【イーストコーストプログレッション法による50ゲームのシミュレーション結果】

ゲーム数 ベット額(ドル) 勝敗 損益(ドル) 累計損益(ドル)   ゲーム数 ベット額(ドル) 勝敗 損益(ドル) 累計損益(ドル)
1 1 -1 -1 26 1 +1 -4
2 1 +1 0 27 1 +1 -3
3 1 -1 -1 28 3 +3 0
4 1 +1 0 29 5 +5 +5
5 1 +1 +1 30 8 -8 -3
6 3 +3 +4 31 1 -1 -4
7 5 +5 +9 32 1 -1 -5
8 8 +8 +17 33 1 +1 -4
9 12 -12 +5 34 1 -1 -5
10 1 -1 +4 35 1 +1 -4
11 1 -1 +3 36 1 +1 -3
12 1 -1 +2 37 3 +3 0
13 1 -1 +1 38 5  +5 +5
14 1 -1 0 39 8 +8 +13
15 1 +1 +1 40 12 -12 +1
16 1 +1 +2 41 1 -1 0
17 3 -3 -1 42 1 -1 -1
18 1 +1 0 43 1 -1 -2
19 1 +1 +1 44 1 -1 -3
20 3 -3 -2 45 1 -1 -4
21 1 +1 -1 46 1 -1 -5
22 1 +1 0 47 1 +1 -4
23 3 -3 -3 48 1 +1 -3
24 1 -1 -4 49 3 +3 0
25 1 -1 -5 50 5 +5 +5

 

【ゲーム内容の解説】

4〜6ゲーム目にかけて3連勝することができているので、イーストコーストプログレッション法を使用できるタイミングが来ました。
7ゲーム目では直前のベット額を1.5倍した5ドルを賭け金として、勝つたびにどんどんと1.5倍ずつベット額を増やしていきます。
9ゲーム目で連勝はストップしていますが、この時点で+5ドルの利益を残すことができました。

このようにイーストコーストプログレッション法では、連勝から負けに転じても利益を残せます。

その後10〜14ゲーム目まで5連敗していますが、イーストコーストプログレッション法は連敗中の損失は最小限に抑えられるので、急激に利益が減少することはありません。
実際に5連敗したときも、累計損益が±0と粘ることができています。

そして15〜23ゲーム目にかけて、イーストコーストプログレッション法がもっとも苦手とするパターンが登場しています。
それは、「2連勝して負ける」というパターンです。

イーストコーストプログレッション法では、3連勝しないと、手元に利益が残ることはありません。
むしろこの「2連勝して負ける」パターンでは、損益は必ずマイナスとなり、資金が減っていくことになります。

実際に15〜23ゲーム目にかけての勝敗は、6勝3敗と倍近く勝ち越していますが、累計損益は-3ドルにまで減少しています。
それからうまく連勝を挟みながら、39ゲーム目には、最高収益となる+13ドルを記録しています。

最終的な累計損益は+5ドルとなっており、シミュレーション全体の勝敗は、26勝24敗となりました。
勝ち越している割には損益が少なく感じますが、「連勝で確実に利益が残せること」「連敗での損失が抑えられていること」の2点が見て取れるのではないかと思います。

 

このように、イーストコーストプログレッション法は攻守のバランスに優れた攻略法で、緩やかな資金変動で利益が狙える戦略となっています。

イーストコーストプログレッション法の注意点

イーストコーストプログレッション法は、攻めと守りの両方の側面をあわせもつ攻略法ですが、実践する際には、以下の2点に注意しましょう。

3連勝以上しないと利益が出ない

イーストコーストプログレッション法は、3連勝以上しない限り、利益を残すことができません

そのため、連勝がしやすいゲームを選択したり、ゲームの流れを敏感に感じ取ったりする必要があります。

連勝連敗ではなく、勝ち負けが交互に続くような流れなら、一旦様子見したり、そのパターンに強いマーチンゲール法などに戦略を切り替えたりするのもいいでしょう。

利益を温存するので大きな勝負はできない

イーストコーストプログレッション法では、3連勝以上すると、得られた半分の利益を温存しながらゲームを進めていきます。

そのため、利益を確保できますが、その分ベットする金額が少なくなるので、大きな勝負をすることは基本的にありません

カジノで大金を得るには、勝負所で大きくベットすることが必要になります。

しかし、その勝負所を見極めるのは、熟練のプレイヤーでもかなり困難です。

イーストコーストプログレッション法は、このような大きな勝負所で効果を発揮する攻略法ではありませんが、長期的な目線で、しっかりと堅実に利益を残していく戦略であることを肝に銘じておきましょう。

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まとめ

今回は、カジノ攻略法のひとつであるイーストコーストプログレッション法についてご紹介しました。

連勝による爆発に期待できることで人気のパーレー法は、負けたときのリスクが大きく、実際のカジノ現場ではなかなか使用するのが難しいです。

それに対してイーストコーストプログレッション法は、パーレー法ほどの爆発力はないものの、確実に利益を残すことができるので、比較的堅実な攻略法であるといえます。

また、イーストコーストプログレッション法の効果を存分に発揮するためには連勝が必要なので、勝率が高いゲームを選択することも大切です。

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