バーネット法とは、ゲームに勝利するたびに賭け金を「1」「3」「2」「6」の順に増やしていく攻略法で、連勝をするほど大きな利益を得られます。
一方、負けてしまった場合の損失額は、比較的少なく抑えられるという特徴もあるため、功を焦らず、じっくりと連勝を待つことが可能です。
今回は、このバーネット法について、その使い方や特徴、使用においての注意点を解説します。
実際に使用するとどのように収支が変化するのかのシミュレーションでご紹介していますので、ぜひご参考にされてください。
目次
バーネット法とはどんな賭け方?
バーネット法は、別名「1326法」とも呼ばれる、連勝するごとに賭け金を増やしていく攻略法です。
連勝ごとに賭け金を増やす攻略法には、「グッドマン法(1235法)」というものもあり、内容も大変よく似ていますが、バーネット法のほうが、より収益の伸びがよいという違いがあります。
「どこかで連勝ができれば、全体の勝敗の数で負け越していても収益が出る」「賭け金が増えすぎないため、破産のリスクが低い」などの特徴があり、長期的、かつ堅実なプレイを好む方に最適な攻略法だといえます。
どこかで連勝すれば利益が出せる賭け方
バーネット法は、連勝するほどに利益が大きく伸びていきます。
まず、はじめの賭け金を1ユニットで設定し、ゲームに勝つごとに、そのユニット数を「3」「2」「6」の順番で増やしていきます。
1ユニットの金額は、プレイヤーが自由に設定可能です。
途中でゲームに負けてしまった場合は流れをリセット。
あらためて1ユニットに賭け金を戻し、連勝のタイミングを持ちます。
バーネット法は、連敗をしても一度に大きな損失が出ないことが特徴で、連敗中は1ゲームあたり1ユニットずつしか失いません。
逆に連勝をすると大きくプラスが伸びる仕組みのため、連敗の数が多くてもどこかで連勝すれば、収益を出せます。
長期的に着実に稼ぎたい方にオススメな攻略法です。
賭け金の上限があるため低リスク
バーネット法を使ったときに、もっとも大きな賭け金になるのは3連勝後の6ユニットで、それ以上になることはありません。
6ユニットで勝利した4連勝後のゲームも、次に負けるまで、賭け金は6ユニットで固定して賭け続けていきます。
このように、負けたときの最大の損失も6ユニットで済むため、賭け金の増え方も損失の膨らみ方も、緩やかで低リスクです。
有名なカジノゲームの攻略法には「マーチンゲール法」「パーレー法」などがありますが、これらはゲームの勝敗によって賭け金が倍々に増えていくため、資金が底をつくなど破産のリスクがあります。
一方のバーネット法は、そのようなリスクが最低限で、短期的な稼ぎ方はできないものの、じっくりとプラスを待つことが可能です。
バーネット法が有効なカジノゲーム
バーネット法は、連勝があってはじめて効果のある攻略法なので、勝率の低いゲームとは相性が悪く、活用はオススメできません。
また、配当が低いゲームでは損失が出たときに回収できない可能性があるため、勝率が50%、配当2倍のものがもっとも向いています。
これらの条件に当てはまるカジノゲームとしては、以下のようなものが代表的です。
ここでは、シミュレーションを用いて、バーネット法の手順や収支の動きを解説します。 この項では、1ユニット=$1として進めていきます。 まずは、勝利するまで1ユニット=$1の賭け金でゲームをプレイしていきます。 ゲームに勝利するまで、負けてしまっても賭け金は変更しません。 ゲームに勝利したら、次回は賭け金を3ユニット、つまり$3に変更します。 このゲームにも勝ったら、次は2ユニット(=$2)、その次は6ユニット(=$6)に変更していきます。 6ユニットの賭け金で勝利したあとの賭け金は、6ユニット固定で賭け続けていきます。 連勝の途中でゲームに負けてしまったら、それまでの流れを断ち切って、賭け金をはじめの金額に戻します。 そのあとは、手順①、手順②を繰り返していきます。 バーネット法は、とくに終わりのタイミングが明確に定められているわけではないため、プレイヤーの任意のタイミングで終了できます。 ここでは、バーネット法を使って50ゲームをプレイした際の、賭け金と収支の動きをシミュレーションします。 今回のシミュレーションでは、勝ちゲームが27、負けゲームが23の数で設定し、$19の収益が得られました。 勝ちの数が多くない、または少ないにもかかわらず収益が得られることはバーネット法の特徴ですが、今回のシミュレーションでは、まとまった収益が出るまでに長いゲーム数が必要でした。 少ないゲーム数で、大きく収益を上げられる攻略法ではないことに注意が必要です。 ゲーム前半は2〜3連勝と連勝の数が伸びなかったため収益の伸びが悪く、収支がマイナスになる時間が長かったですが、そもそもの賭け金の最大が$6であることが幸いし、大きな損失になることはありませんでした。 30ゲームからの6連勝で一度大きく収支をプラスに戻したあとは、連勝の数が伸びなかったとしても、収益を確保し続けられています。 最後の6ゲームでは勝ち負けが交互に続いたため、じわじわと収益を減らされてしまいました。 このような状況で、うまくバーネット法利用の見切りをつけられれば、より大きなプラスで確定できたことになります。 連勝が続かない場合は、今回のように収益が出ないケースも考えられるため、うまく流れを読み、活用するかしないかを判断しましょう。 また、資金に余裕があるときは、賭け金を2倍、3倍、10倍など増やした応用も可能です。 今回のシミュレーションで、初期賭け金を3倍の$3で設定したとすると、$57のプラスを得られたことになります。 連勝ができないシチュエーションでは、バーネット法の利点を十分に活かすことはできません。 勝敗の流れによっては損失が増えていくこともありうるため、以下の注意点も確実に把握しておき、最適なタイミングで活用できるようにしましょう。 バーネット法は、連勝があってはじめて効果的に利益が増えていく攻略法です。 「連勝ができない」「連勝しても2連勝ばかり」というシチュエーションでは、収益が思うように上がらなかったり、損失が出たりする可能性があります。 もっともバーネット法と相性の悪いゲームの流れは、勝敗が交互に訪れる場合です。 この流れでは、勝ったときの収益が1ユニット、負けてしまったときの損失が3ユニットとなってしまい、損失が膨らんでしまいます。 流れが悪いと感じた場合は、バーネット法の使用をいったん終了し、連勝の流れを待ちましょう。 バーネット法は、連勝することで大幅な収益を生み出せるカジノゲームの攻略法です。 「いくつか連勝が続けば連敗数のほうが多くても収益が得られる」「賭け金に上限があるため途中で負けてもリスクが少ない」などの特徴があり、長期的かつ堅実に稼ぐことができます。 ただし、連勝数が続かない場合はあまり収益の伸びがよくなく、勝敗が交互にくる流れの場合は損失が出てしまうなどの運用上の注意点もあります。 攻略法を終える明確な基準はないため、プレイヤー自身でゲームの流れを読み、最適なタイミングで活用・切り上げるようにしましょう。バーネット法のシミュレーション
手順①1ユニットからゲームをプレイ
手順②勝利後2ゲーム目から賭け金を変化
ゲーム数
賭け金
勝敗
収支
1
$1
勝
$1
2
$3
勝
$4
3
$2
勝
$6
4
$6
勝
$12
5
$6
勝
$18
手順③ゲームに負けたら流れをリセット
ゲーム数
賭け金
勝敗
収支
5
$6
勝
$18
6
$6
負
$12
7
$1
負
$11
8
$1
負
$10
9
$1
勝
$11
10
$3
勝
$14
【まとめ】50ゲームでシミュレーション
ゲーム数
賭け金
勝敗
収支
1
$1
勝
$1
2
$3
勝
$4
3
$2
負
$2
4
$1
勝
$3
5
$3
負
$0
6
$1
負
-$1
7
$1
負
-$2
8
$1
勝
-$1
9
$3
勝
$2
10
$2
負
$0
11
$1
負
-$1
12
$1
負
-$2
13
$1
負
-$3
14
$1
勝
-$2
15
$3
負
-$5
16
$1
勝
-$4
17
$3
勝
-$1
18
$2
勝
$1
19
$6
負
-$5
20
$1
負
-$6
21
$1
負
-$7
22
$1
負
-$8
23
$1
負
-$9
24
$1
負
-$10
25
$1
勝
-$9
26
$3
勝
-$6
27
$2
勝
-$4
28
$6
勝
$2
29
$6
負
-$4
30
$1
勝
-$3
31
$3
勝
$0
32
$2
勝
$2
33
$6
勝
$8
34
$6
勝
$14
35
$6
勝
$20
36
$6
勝
$26
37
$6
負
$20
38
$1
負
$19
39
$1
勝
$20
40
$3
勝
$23
41
$2
負
$21
42
$1
負
$20
43
$1
勝
$21
44
$3
勝
$24
45
$2
負
$22
46
$1
勝
$23
47
$3
負
$20
48
$1
勝
$21
49
$3
負
$18
50
$1
勝
$19
結果
$19
バーネット法を使う際の注意点
連勝が続かないと利益が少ない
ゲーム数
賭け金
勝敗
収支
1
$1
勝
$1
2
$3
負
-$2
3
$2
負
-$4
4
$1
勝
-$3
5
$3
勝
$0
6
$2
負
-$2
7
$1
勝
-$1
8
$3
勝
$2
9
$2
負
$0
10
$1
勝
$1
勝敗が交互になると損失が大きくなる
ゲーム数
賭け金
勝敗
収支
1
$1
勝
$1
2
$3
負
-$2
3
$1
勝
-$1
4
$3
負
-$4
5
$1
勝
-$3
まとめ
・バカラ
・ルーレットの「赤・黒」「偶数・奇数」「ハイ・ロー」賭け
・シックボーの「大・小」賭け