オンラインカジノのスリーピクチャーズとは？ルールや特徴、ゲームの流れを徹底解説！

オンラインカジノの人気ゲームの1つとして「スリーピクチャーズ」が人気です。
しかしブラックジャックやポーカーなどとは違い、プレイする機会が多いゲームではありません。
スリーピクチャーズという名前を聞いたことがあっても、どんなゲームなのか分からないという人が多いことでしょう。

スリーピクチャーズはバカラの応用ともいえるゲームであり、シンプルなルールで、しかも的中しやすいという特徴があります。
ゲームのルールや特徴、プレイする際の流れを紹介しますので、少し変わったテーブルゲームを楽しんでみたい場合などにチャレンジしてみましょう。

1 スリーピクチャーズの基本ルールを解説
2 スリーピクチャーズの配当
- 2.1 合計点が6の場合は配当が下がる
3 スリーピクチャーズの醍醐味はサイドベットにあり
4 スリーピクチャーズはこんな人におすすめ
- 4.1 運任せのゲームなので基本的に攻略法はない
5 まとめ

スリーピクチャーズの基本ルールを解説

まずはスリーピクチャーズをプレイする上で知っておくべき基本ルールを解説しましょう。
スリーピクチャーズはジョーカーを除く52枚のカードを使います。

基本的なルールは、メジャーなテーブルゲームの1つであるバカラと変わりません。
ただしスリーピクチャーズの場合は、仮想プレイヤーに対して最初からカードが3枚配られることが特徴的です。

スリーピクチャーズの基本的なルール

・JQK（絵札）のいずれかのカードが含まれている、もしくは3枚のカードの数字を合計して、下一桁が9に近いほうの勝利
・プレイヤーがバンカーに対して、勝つか負けるか引き分けるかを予想してベットする

なおAは1とします。
10と絵札に関しては0とカウントします。

例えば「A」と「8」と「Q」がハンドにあるとしましょう。
この場合はAの1、数字の8、絵札の0を合計した「9」がハンドになります。

「8」と「9」と「K」という組み合わせの場合、合計数は17になりますが、このゲームでは下1桁の数字だけで競うことになるため、合計数は「7」とカウントします。

また、スリーピクチャーズ特有のルールとなるのが、3枚すべてが絵札だった場合に「スリーピクチャーズ」という役が成立することです。
スリーピクチャーズは最強の手札ですので、もう一方のハンドが9だったとしても、問答無用でスリーピクチャーズの勝ちになります。

数字だけの9よりも、絵札が入った９のほうが強いと考えてください。
他にも細かくカードの組み合わせによる配当が規定されていて、奥深いゲームになっています。

スリーピクチャーズの配当

スリーピクチャーズは、３つの仮想プレイヤーを立て、その目線でゲームを進めていきます。
それぞれの仮想プレイヤーへカードが3枚配られ、その役がバンカーとの勝負に対してどのような結果になるのかを賭けるゲームです。

それぞれの仮想プレイヤーのベット領域には、さらに３つのベット枠に分かれていて、「勝ち負け」、「タイ（同点）」、「スリーピクチャーズ」と並んでいます。
どの仮想プレイヤーのどこにベットするかを決めてベットしましょう。

勝ち負けの配当は2倍です。
バカラの場合はプレイヤーかバンカーかを当てて配当の獲得を目指しますが、スリーピクチャーズの場合はプレイヤーの勝ちか、プレイヤーの負けかという考え方をします。

タイの配当は18倍です。
カードの合計数がプレイヤーとバンカーで同数と予想する場合はタイ（引き分け）にベットしましょう。
3枚のカードの合計数で結果を争うことになりますから、引き分けで終わる確率は少なく、あまり積極的にベットしないほうがいいでしょう。

すべてのハンドが絵札でそろうスリーピクチャーズの配当は36倍です。
3枚のハンドがすべてJかQかKで占められている場合にスリーピクチャーズが成立します。
出現する確率は低いものの、配当が大きくなりますので、大勝を狙いたい場合にはここにベットしてみてもいいですね。

合計点が6の場合は配当が下がる

スリーピクチャーズ特有のルールとして、合計点が6で勝った場合の配当が50％に下がるというものがあります。
配当が下がる役は合計で3つありますので、プレイ中に混乱してしまわないようにあらかじめ押さえておきましょう。

①ダブルナイトシックス

6のトランプが1枚と、2枚の絵札で構成されたハンドです。
絵札は0として数えますので、6＋0＋0で合計数が6になります。
このハンドのことを「ダブルナイトシックス」と呼び、配当が50％に下がる対象になってしまいます。

②シングルナイトシックス

これは合計して6になる数字のトランプが2枚と、1枚の絵札で構成されたハンドです。
例えば「2・4・J」、「3・3・Q」、「1・5・K」などが「シングルナイトシックス」と呼ばれます。
こちらも合計数が6ですから、配当は50％に低下してしまいます。

③プレーンシックス

こちらは絵札が1枚もなく、数字のトランプだけで合計数が6になるハンドです。
例えば「1・1・4」、「1・2・3」といった組み合わせが「プレーンシックス」と呼ばれるハンドになります。
こちらも配当が50％に下がってしまうハンドですが、ここで紹介した3つのハンドの中で最も出にくい手札になります。

スリーピクチャーズの醍醐味はサイドベットにあり

スリーピクチャーズを盛り上げるポイントとなっているのが「ペアプラス」というサイドベットです。
スリーピクチャーズのサイドベットは、ポーカーの要素が加わることが特徴的です。
高額配当を狙う場合にはぜひとも知っておきたい賭け方になります。

ここでは「ペアプラス」で成立する役と配当を解説します。
全部で6つの役がありますが、どの役が出たとしてもペアプラスにベットしていれば当選です。
高額な配当になる役が出ることを期待しながら、ペアプラスにベットしてみましょう。

ペア：2倍

3枚のカードのうち、2枚がまったく同じ数字のカードだった場合に成立します。
例えば「1・1・8」、「2・2・6」といった組み合わせでペアが成立します。
このハンドの合計数は0で、本来であれば最も弱い合計数になりますが、ペアプラスにベットしていれば結果に関わらず2倍の配当を得られます。

通常のバカラのように、2枚のカードで勝敗を決めるゲームでは、ペアが出る確率は低くなってしまいます。一方でスリーピクチャーズの場合は3枚のハンドのうち2枚が同じ数字でそろっていれば成立しますので、比較的出現率が高く、それゆえに配当は2倍という低い水準になります。

フラッシュ：3倍

3枚のカードのうち、まったく同じマークのカードが3枚そろった状態がフラッシュです。
数字は関係なく、「スペードが3枚」、「ハートが3枚」など、同じ図柄だけで構成されたハンドがフラッシュになります。
こちらの配当は3倍と、ペアと比較して若干高くなります。

ストレート：6倍

「階段」と呼ぶこともあるハンドです。
マークは関係なく、数字が続いた場合に成立する役で、出現率が低くなるため配当は6倍に上がります。
例えば「1・2・3」、「6・7・8」などの連続した数字だけで3枚のハンドが構成されている場合に、ストレートの成立となります。

スリーカード：30倍

まったく同じ数字のカードが3枚そろっているときに成立するハンドです。
マークの種類は一切関係なく、あくまでも数字だけが基準になります。
例えば「ハート1・ダイヤ1・クローバー1」の3枚がそろっている場合は1のスリーカードとなり、配当は一気に上がって30倍です。

ストレートフラッシュ：40倍

スリーピクチャーズのペアプラスの中で最も出にくく、40倍という高い配当をゲットできる役です。
これはストレートとフラッシュを掛け合わせた役であり、3枚のハンドがまったく同じマークでそろい、なおかつ数字が階段になっている役になります。

例えば「3枚全部がハートで1・2・3」、「3枚全部がダイヤで4・5・6」のように、どちらか単体でも出現しにくい役が2つそろった状態がストレートフラッシュです。
ポーカーの場合はこれを5枚でそろえるロイヤルストレートフラッシュがありますが、スリーピクチャーズは3枚のカードを組み合わせますので、最上位の役になります。