バカラは確率的に絶対勝てないってホント?!勝率から考える最善の攻略法は?

バカラ

世界にはカジノを楽しめる場所がいくつもあり、最近ではオンラインカジノのサイトも普及し、手軽にカジノゲームを楽しむことができるようになりました。

定番のカジノゲームとして親しまれているバカラは、勝敗を予想するトランプゲームですが、確率的に絶対に勝てないという意見もあります。

そこで今回の記事では、バカラが確率的に勝てないといわれている理由や勝率から考える最善の攻略法について、詳しく解説を行います。

旅行などでカジノに行こうとしている人や興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

バカラの進め方や基本用語がすぐわかる!勝利を導く賭け方も詳しく解説

まずはバカラの勝敗確率をおさらい!

バカラとはトランプを使うゲームで、ジョーカーを除いた52枚を1デックと呼び、8デック使用するまでをワンシューターと呼び一区切りとするのが一般的です。

そのため、ゲームスタート時には52×8で416枚のカードが使用されます

またゲームが進み208枚を切ると、8デックが追加されることになります。

ゲームではピクチャー(J、Q、K)の10の位は無視され、1の位が使用されることから、1、2、3が出る確率が高いです。

このことにより、カードの枚数と種類が確認できることから、勝率を計算することができます。

プレイヤーもバンカーも勝つ確率はほぼ同じ

バカラでは、プレイヤーが勝つか、バンカーが勝つか、引き分けのタイかどれかを選ぶことになりますが、プレイヤーが勝つ確率とバンカーが勝つ確率はほとんど同じです。

その根拠について、説明しましょう。

416枚のカードをプレイヤーとバンカーに交互に配り、2枚もしくは3枚配ることを樹系図により場合分けして計算すると、以下の確率が算出されます。

  • ・プレイヤーが勝つ確率…約44.62%
  • ・バンカーが勝つ確率…約45.86%
  • ・引き分けの確率…約9.52%
このことから、バンカーの方が1%弱確率が高いものの、プレイヤーとバンカーの勝率はほとんど同じであることが分かります。

しかし、上記の確率からバンカーに賭けていればいいのかというと、そうとも限りません。

なぜならバカラには配当というルールがあり、それによって勝率のバランスを取っているからです。

配当はプレイヤーなら2倍、バンカーなら1.95倍、タイなら9倍となっています。

バンカーに賭けて勝ったとしても2倍になって返ってくるのではなく、5%引かれた金額が返ってきます。

これは、コミッションと呼ばれるものであり、カジノ側の取り分となっているのです。

このため、配当だけを見るとプレイヤーに賭けた方がリターンが大きいことが分かります。

1%弱の勝率を取ってバンカーを選ぶか、5%の配当を取ってプレイヤーを選ぶか、リターンの大きいタイを取るかのスリルが、ゲームを面白くしているのです。

また、カジノでは運営に必要な資金を徴収するために、各ゲームにハウスエッジが組み込まれています

ハウスエッジとは、カジノの取り分であるため、参加者から集めた賭け金からハウスエッジを引いた残りを、参加者にリターンとして返しています。

仮にハウスエッジ50%のゲームで100万円の利益があったとすると、実際は200万円が動いていて、カジノ側がハウスエッジ50%の100万円を引いた、残り100万円を参加者で取り合っているということになります。

このことから、カジノで大きなリターンを狙うためには、ハウスエッジの小さいゲームを選ぶ必要があります。

プレイヤーに賭けたときの勝率・期待値

上記のとおり、プレイヤーの勝率は44.62%となっているため、プレイヤーに賭け続ければ2~3回に1回は勝てることになります。

また、プレイヤーの配当は2倍となっていることから、100円賭けて勝利すると100円が上乗せされて200円になって返ってきます。

期待値を求める際は、「期待値=勝率×配当」で計算しますが、プレイヤーに賭けていてタイになったときは、賭け金は返ってくるため、タイのときのリターンもプレイヤーの期待値に含めることになります。

期待値=44.62×2+9.52×1=98.76%

つまり、期待値から見てみると、100円賭けた場合には98.76円が返ってくるということになります。

それでは、バカラでプレイヤーに賭けたときのハウスエッジを計算してみましょう。

上記と同様に賭け金100円で計算を行います。

ハウスエッジは「賭け金-期待値÷賭け金×100」で計算することができます。

ハウスエッジ=100-98.76÷100×100=1.24%

したがって、動いた金額の1.24%がカジノ側の取り分です。

バンカーに賭けたときの勝率・期待値

バンカーの勝率は45.86%となっているため、プレイヤーに賭けたときと同様に、バンカーに賭け続ければ2~3回に1回は勝てることになります。

また、バンカーの配当は1.95倍となっていることから、100円賭けて勝利すると95円が上乗せされて195円になって返ってきます。

期待値を求める際は、「期待値=勝率×配当」で計算しますが、バンカーに賭けていてタイになったときも、賭け金は返ってくるため、タイのときのリターンもバンカーの期待値に含めることになります。

期待値=45.86×1.95+9.52×1=98.95%(小数第三位を四捨五入)

つまり、期待値から見てみると、100円賭けた場合には98.95円が返ってくるということになります。

それでは、バカラでバンカーに賭けたときのハウスエッジを計算してみましょう。

上記と同様に賭け金100円で計算を行います。

ハウスエッジは「賭け金-期待値÷賭け金×100」で計算することができます。

ハウスエッジ=100-98.95÷100×100=1.05%

したがって、動いた金額の1.05%がカジノ側の取り分です。

タイに賭けたときの勝率・期待値

タイの勝率は9.52%となっているため、タイに賭け続ければ11~12回に1回は勝てることになります。

また、タイの配当は9倍となっていることから、100円賭けて勝利すると800円が上乗せされて900円になって返ってきます。

期待値を求める際は、「期待値=勝率×配当」で計算します。

期待値=9.52×9=85.68%

つまり、期待値から見てみると、100円賭けた場合には85.68円が返ってくるということになります。

それでは、バカラでタイに賭けたときのハウスエッジを計算してみましょう。

上記と同様に賭け金100円で計算を行います。

ハウスエッジは「賭け金-期待値÷賭け金×100」で計算することができます。

ハウスエッジ=100-85.68÷100×100=14.32%

したがって、動いた金額の14.32%がカジノ側の取り分です。

バカラをずっとやり続けるとマイナスになる確率が大きい?

バカラ

バカラのゲームに参加し続けると、資金がマイナスになる確率が大きくなります。

これは、ゲームにハウスエッジが組み込まれていることが理由で、バカラに限った話ではありません。

ハウスエッジの大小はあれど、カジノゲームにはハウスエッジがあるため、資金はカジノ側に流れる仕組みになっているのです。

一定の確率に収束していく「大数の法則」

バカラは、トランプを使ったゲームであり、カードの種類から確率の計算ができるため、「大数の法則」が利用できます。

大数の法則とは、多くの回数を重ねることによって、一定の確率に収束していくといった法則です。

大数の法則はビジネスの場などにおいても幅広く利用されており、保険会社が用いる年代別事故割合計算などにも使用されています。

バカラの勝率においても、大数の法則を利用することによって、プレイヤー、バンカー、タイを選ぶ際の指標とすることができます。

100円の賭け金で、100回プレイしたと仮定してみましょう。

すべてのプレイでプレイヤーに賭けた場合、勝率は49勝51負になる確率であるため、リターンは4,900円、ロスは5,100円となり差し引き-200円となりました。

続いてすべてのプレイでバンカーに賭けた場合、勝率は51勝49負になる確率であるため、リターンは5,100円、ロスは4,900円となります。

ただしバンカーの場合はハウスエッジ5%があるため、リターンは4,845円となり、差し引き-55円となります。

大数の法則から、回数を重ねるほど上記の数字に近づいていくのです。

連勝・連敗ともに長くは続かない

バカラにおいてプレイヤーとバンカーの勝率がほとんど同じであることから、連勝も連敗も長くは続きません。

連勝を続けるということや、連敗を続けるということは1/2を引き続けるということでもあるため、1/2→1/4→1/8→1/16…と、連勝・連敗する確率はどんどん小さくなっていきます。

確率が五分五分のバカラの攻略法とは?

バカラの勝率は五分五分であり賭け方の選択肢もあることから、誰が勝ったとしても不思議ではありません。

しかし50%の確率であっても、少しでも勝率を上げるために利用されるバカラの基本戦略があります。

ここでは、バカラで利用される3つの攻略法について紹介します。

前ゲームまでの流れから予測する

上記のとおり、バカラの勝率は大数の法則によって一定の確率に収束されます。

そのため、参加するゲームにおける、今までの結果から、次のゲームの結果を予想することが可能です。

特にライブゲームでないオンラインカジノの場合には、大数の法則に完全に従うため、使える可能性が大幅に上昇します

次のゲームの結果を予想するひとつの目安として、計算してみるのがおすすめです。

なるべくタイ、ペアに賭けない

確率的に考えて、タイやペアに賭けることは望ましくありません。

勝利のパターンのほとんどは、プレイヤーかバンカーであるため、そのどちらかに賭けることが一般的です。

しかし、大数の法則により、少ない確率だとしても、一定の確率でタイやペアで勝てることになっています。

そのため、前のゲームまでの結果を確認し、出ていないようであれば、賭けてみるのもいいかもしれません。

カジノは運も重要!

勝利の確率や期待値、大数の法則を見ても分かるように、バカラでは誰が勝つかを予想することは困難といえます。

そのため、ゲームの参加者自身の運も重要だといえます。

最後は自身の運を信じ、勝利を掴み取りましょう。

まとめ

カジノゲームのひとつであるバカラは運要素の強いゲームです。

カジノ側の取り分もあるため、必ず勝てるというものではありません。

確率や期待値、大数の法則を利用しながらも、自身の運を試してみましょう。

オンカジで遊ぶなら人気No1のVera&John

日本初の「スマホ」でも遊べるカジノ。登録後すぐに本格的なゲームが出来る!

ベラジョン

ライブゲーム(BJ、ルーレット、バカラ、ポーカー)に加えて、スロットやテーブルゲームも。新ゲームも続々追加中!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です