勝率を重視したいカジノプレイヤーは、ぜひ抑えておきたい戦略法があります。
それが「666ベット法」
なんと一度のゲームで勝てる確率は89%という驚異的な数字!
ルーレット限定の攻略法になりますが、マスターしておいて損はありません。
この記事では、666ベット法がどんな賭け方で、どんなプレイヤーに向いているのか、シミュレーション解説を交えて説明します。
弱点にも触れているので、ぜひ参考にしながらオンラインカジノで実践してみてください!
目次
666ベット法とはどんな賭け方?

ランドカジノでも花形のルーレットは、オンラインカジノにおいても大人気です。
ルーレットを攻略するために考案された戦略が「666ベット法」で、理論上は89%の確率で勝ちを引き寄せます。
その手法はスバリ、ルーレットにある全部で37の数字のうち33ヶ所に対してベットしていくという方法です。
ほぼ全ての数字をカバーするため、89%という高確率で勝つことができるのです。
一度のゲームで、66ユニット賭け、6ユニットの利益が生まれるため「666」と呼ばれるようになりました。
バカラやブラックジャックで一般的な賭け方をすると、勝率は約50%ですから、666ベット法の賭け方がいかに勝率の高い投資法かがわかりますね。
ハイローラー好みのローリスク・ローリターン戦略
カジノに投資する金額が大きい人のことを「ハイローラー」といいます。
明確な定義はありませんが、一度に1,000万円以上を投じる人もランドカジノには存在し、彼らは勝率は高いけれども配当が低い、いわゆるローリスク・ローリターンの安全パイを好みます。
例えば競馬で駿馬が出走するとき、3着以内に入ると当たりの「複勝」の配当は1.1倍程度になることがあります。
1,000円を賭けても1,100円にしかならずあまりメリットを感じませんが、1,000万円を賭ければ1,100万円という大きな利益が生まれます。
666ベット法を遵守すれば、約9割という確率で的中させることが可能です。
1ユニット$1と設定した場合には$6の利益にとどまりますが、1ユニット$100を賭ければ$600の利益を出す計算で、ハイローラー好みの投資法といえます。
連勝できる可能性が高い
666ベット法の勝率は89%です。
ただし連勝できる確率は回数を重ねるごとに徐々に下がっていきますが、それでも勝率50%の賭け方をする場合と比較すると、勝率は大幅に高く、連勝の可能性はアップします。
どのように推移するのか、表を使って検証してみましょう。
連勝数 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
---|---|---|---|---|---|
勝率50% | 25% | 12.5% | 6.2% | 3.1% | 1.6% |
勝率89% | 79.21% | 70.5% | 62.7% | 55.8% | 49.7% |
勝率50%にベットして連勝できる確率は25%にまで下がりますが、666ベット法なら79.21%と依然として高確率のままです。
さらに連勝数が増えるに連れて両者の確率は下がり続けますが、その割合に差があることは明らかです。
勝率50%の場合、6連勝できる確率は1.6%にまで下がりますが、666ベット法なら約50%割の確率で6連勝を達成できるという理論値になります。
49.7%という数字を高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、少なくとも勝率50%の賭け方と比べて当たりやすいことがわかります。
666ベット法が有効なカジノゲームはルーレットのみ!

666ベット法は非常に特殊な賭け方です。
- ・カラー(赤か黒のどちらかに賭ける方法:配当2倍)
・スプリットベット(隣り合う2つの数字に賭ける方法:配当18倍)
・ストレートアップ(1つの数字に賭ける方法:配当36倍)
ルーレットで遊ぶにあたり、いかに的中する確率を高めながら、利益も確保するかということを突き詰めて生み出された攻略法なので、ルーレット以外のカジノゲームに応用することはできません。
ただ一度666ベット法を覚えてしまえば、その理論を繰り返し使うことができます。
メモ等を使って逐一チェックする必要もないので、慣れれば簡単に実践できるおすすめルーレット攻略法です。
ヨーロピアンルーレットがおすすめ
ルーレットには「アメリカンルーレット」と「ヨーロピアンルーレット」の2種類があります。
前者には36の数字のほかに「0」と「00」がありますが、後者には「0」しかなく、数字の合計数は38対37になります。
666ベット法の基本は、少しでも多くの数字にベットして確率を高めることです。
そのため、38通りのルーレットよりも37通りのルーレットのほうが勝率は上がるので、「ヨーロピアンルーレット」を選ぶようにしてみてください。
666ベット法の手順

さっそく、ヨーロピアンルーレットを使い666ベット法の手順を追ってみましょう。
まずは1回のゲームに使う賭け金を決めます。
今回は$66の資金で、1ユニット$1を賭けていく戦略でゲームを進めていきます。
法則上66ユニットにしなければならず、最低賭け金が$1の場合には、少なくとも$66が必要になります。
666ベット法の手順①:赤か黒のどちらかに36ユニットをベットする
ルーレットのテーブルには、一番手前に「赤」と「黒」のゾーンがあります。
例えば赤に賭けた場合は、ルーレットの結果が赤だった場合に当選となり、2倍のチップが払い戻されます。
この賭け方を「カラー」といいます。
666ベット法では、この赤黒どちらかに36ユニットをベットするところからはじめます。
赤か黒か、最初にどちらか36ユニットをカラーベットする
今回は「赤」に36ユニット、$36をベットしたと仮定しましょう。
もしルーレットで赤の数字が出た場合、$36の2倍で$72が支払われます。
この後に組み合わせる残りのベット額を差し引いても、6ユニット分の利益が発生する計算です。
666ベット法の手順②:手順①でベットしなかった色のほうにベットする
手順①では赤に$36をベットしました。
しかしこのままでは、黒の数字が出た場合には全額没収です。
これを避けるため、賭けなかった黒の数字に対してベットし、穴埋めを行います。
カラーで賭けなかったほうの色で「スプリットベット」を6ヶ所組み込む
ルーレット(ヨーロピアン)のテーブルをよく見ると、黒い数字がとなり同士で並んでいる所があります。
「0と2」、「8と11」、「10と13」、「17と20」、「26と29」、「28と31」の6ヶ所です。
この6ヶ所へ4ユニット、今回の場合は$4ずつをベットして、合計24ユニットを配置します。
ちなみに、スプリットベットに当選した場合の配当は18倍です。
$4に対する配当金は$72なので、赤黒賭けと全く同じ6ユニット分の配当が手に入ります。
黒のスプリットベットが出た場合も、赤の数字が出た場合も、手に入る配当金は同じ計算となるわけです。
さらに「ストレートアップ」に3ヶ所賭ける
カラー、スプリットベットだけではまだまだ666法ベット法は未完了です。
最後に「ストレートアップ」を組み合わせます。
ここまでのベットでまだチップを置いていない黒の数字に対して、2ユニットずつ1点賭けしていくのです。
今回の例では、黒い数字が4、6、15、22、24、33、35、と単体で7ヶ所余っています。
この中から好きな数字を3ヶ所選び2ユニットずつ、計6ユニットをベットします。
ここで当選した場合の配当は36倍なので、$2×36で利益は$72、つまり6ユニット分の利益が手に入るというわけです。
賭け方 | 配当 | 利益 |
---|---|---|
カラー | 36ユニット×2=72 | 6ユニット |
スプリットベット | 4ユニット×18=72 | 6ユニット |
ストレートアップ | 2ユニット×36=72 | 6ユニット |
666ベット法をシミュレーション

それでは、666ベット法のシミュレーションに移ります。
今回は連勝できた場合に稼げる金額をご紹介した上で、負けを挟んだ場合に損失が出るのかどうかをチェックしてみました。
【連勝した場合の損益を計算】
ゲーム数 | 賭け金 | 結果 | 損益 |
---|---|---|---|
1 | $66 | 勝ち | $6 |
2 | $66 | 勝ち | $6(+$12) |
3 | $66 | 勝ち | $6(+$18) |
4 | $66 | 勝ち | $6(+$24) |
5 | $66 | 勝ち | $6(+$30) |
全てのゲームで$66を賭け、5連勝できた場合の利益は合計で$30です。
元手が$66ですから、手持ちの資金は$96に増えることになり、元手に対して約1/3を増やすことに成功しました。
【負けを挟んだ場合の損益を計算】
ゲーム数 | 賭け金 | 結果 | 損益 |
---|---|---|---|
1 | $66 | 勝ち | $6 |
2 | $66 | 勝ち | $6(+$12) |
3 | $66 | 勝ち | $6(+$18) |
4 | $66 | 勝ち | $6(+$24) |
5 | $66 | 負け | -$66(-$42) |
順調に4連勝しましたが、5回目で負けてしまいました。
すると一気に損益が-$42にまで膨れてしまい、赤字です。
これを666ベット法で取り返すためには、ここから7連勝しなければならないという計算になります。
666ベット法を使う際の注意点

シミュレーションの結末部分でも読み取れるように、一度の負けによるダメージが大きいことも666ベット法の特徴になります。
勝率が高いことは確かですが、完全無欠の必勝法ではありません。
とくに次の二つの点には十分に注意しましょう。
1回の敗北の挽回に11勝が必要になる
666ベット法では、1回負けるとベットした全66ユニット分の資金を全て失ってしまいます。
ストレートベットの段階で7ヶ所残っている数字のうち3ヶ所選びますが、ここで外したら負けです。
仮に黒のストレートベットには6、15、24の3ヶ所に賭けたと想定します。
しかし残念ながらルーレットの結果が4、22、33、35のいずれかの場合には、賭けた$66は全額没収されてしまい、666ベット法は脆くも崩れるのです。
上記の表でも確認したように、一度の敗北を666ベット法で挽回するには、1回の負けにつき11連勝が必要になります。
最低でも$66の投資が必要になる
大半のオンラインカジノでは、1ユニットあたりの最低賭け金は$1に設定されています。
666ベット法は66ユニット分の賭け金が必要となります。
たいていのテーブルは$1ドル以上からの賭け金を設定されていますから、最低でも$66が必要な計算になるのです。
高確率で当選するとは言っても、気軽に試すには多くの人にとって勇気がいることでしょう。
まとめ
法則に従ってベットすれば、89%の確率で利益をもたらすのが666ベット法です。
スバリ、ルーレットにある全37の数字のうち33ヶ所に対してベットしていくという方法になります。
ほぼ全ての数字をカバーするため、89%という驚異的な確率で勝つことができるのです。
反面、運悪く残りの4つの数字に当たってしまうと全額没収という憂き目に逢います。
1回の負けで損益がゼロに転落し、挽回には11連勝が必須になります。
カジノである以上、確率が高くても永遠に当て続けることは不可能ですから、調子の良いときにどこか1回に狙いを定めて大金を投じる、ハイローラー向けの投資法といえるでしょう。