国外で多くの成功体験者が生まれたことから、日本でも静かなブームになっている「10ユニット法」。
カジノ必勝法として、リスク管理と目標達成を同時に目指せる方法として人気です。
「長期化してなかなか勝てない」ともいわれていますが、今回は通常の10ユニット法のご紹介に加えて、改良版もお伝えします。
途中離脱せずに継続し、成功率を上げるために知識として入れておきたい対策ですので、どのような攻略法なのか、シミュレーションを交えながら解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
10ユニット法とはどんな賭け方?

「10ユニット法」は、目標とする利益を最初に設定し、すべて失ったとしても構わない金額の上限を決めます。
その上で用意したお金を10等分にして投資する賭け方です。
成功した場合、10ユニット分の利益を生み出せるため、この名前となりました。
ユニット(unit)とは、日本語では「単位」と訳されます。
ほかにも「構成」「編成」「班」「団」といった意味あいを持ち、身近なところでは浴槽や壁、床が一体となっている「ユニットバス」、複数の音楽家によって編成される「音楽ユニット」などとして使われています。
カジノゲームにおける「ユニット」とは、「チップ額の単位」という意味になります。
つまり賭け金を金額でなく「単位」として考えていくのです。
5ドル=チップ1枚などとユニットに関してはイメージすると分かりやすいかもしれません。
10ユニット法は、自由にユニット単位当たりの金額を決められるため、自分の予算に合わせて遊べますよ!
- 数列を使った攻略法
- 「1」を10個並べた「1111111111」の数列を使い、軍資金を各「1」ユニットに割当てる
別の言い方をすれば、元手を10で割った数を1ユニットとして賭けていく方法、となります。
海外ではメジャーな賭け方
「10ユニット法」は、国内ではあまりメジャーではありません。
しかし海外ではブームになったほど人気のある攻略法で、オンラインカジノのみならず、ランドカジノでも重用されてきました。
覚えてしまえば、ペンとメモさえ用意すれば実践できます。
10ユニット法を活用できるのは、1/2の確率で勝てるブラックジャックやバカラなどです。
目標から逆算して攻略できる
一般的な攻略法が、あくまでも勝率から順序立てて組み立てられていることに対して、10ユニット法は勝ちたい金額から逆算する攻略法です。
- 「ルーレットで$20稼ぎたい!」という目標を立てる
- 目標額を10で割った「ユニット」を作る
- $20÷10なのでユニットは「$2」となり、これを「1ユニット」として数える
配当が2倍になるゲームを利用して、このユニットを法則に従って賭けていきましょう。
ちなみに1ユニット=$2と設定したとき、勝ったときの配当は$4ということになります。
「リミット」を決めるから損切りしやすい
1/2の確率で的中するゲームは、逆にいうと1/2の確率で負けてしまいます。
連敗が続くと致命傷を負うこともありますが、10ユニット法の場合は、その時遊ぶ上限額「リミット」も自分で自由に設定できますので、負けが込んでしまった場合も損切りしやすく、リスク回避が可能なのです。
- 例えば、その時遊ぶ予算(リミット)を$40にするとします。
- 事前に決めたユニットは、1ユニット$2ですから、$40÷$2=20ユニット分遊べる計算になります。
残高リミットがゼロになってしまったら、そこでゲームをやめて、それ以上の損失を生まないようコントロールしてください。
10ユニット法が有効なカジノゲーム

10ユニット法は、確実に利益を上げながら、同時に、できる限りのリスクを取り除くことで成功率をアップしていくシステムです。
この攻略法はなかなか勝てない高配当を狙うゲームではなく、1/2で勝てるゲームでプレイすると有効です。
オンラインカジノで試す際には、ブラックジャックやバカラ、ルーレット、クラップスといったゲームがおすすめです。
これらのゲームはカジノの中でもとくにルールがわかりやすく、短い時間で決着をつけることもできますから、初心者の方にも向いています。
10ユニット法のシミュレーション

ここからは、実際に10ユニット法を使ってルーレットで遊ぶシミュレーションを行い、成功率はどの程度なのか検証していきます。
まずは事前の準備や詳細のルールについてポイントを押さえ、表を使いながら、勝ち負けによって生じる損益をチェックしていきましょう。
また、10ユニット法について「なかなか勝てない」という声が聞かれることもあります。
残念ながらカジノ攻略に100%はありませんし、ゲームが長期化する可能性もあります。
そこで今回は、10ユニット法を改良した賭け方についてもご紹介します!
10ユニット法の事前準備
この攻略法を実行している最中には、現在のゲームの進捗を逐一チェックする必要があります。
- 頭の中にすべての情報を記憶させることは難しいので、手元に紙とペンを用意して、まずは「1111111111」と、10個の「1」を横一列に書き込んでおきましょう。
- この「1」は「ユニット」を意味しています。
- 次に、残高リミットを数列の右側に書き込んでおきます。
- 1ユニットが$2で、$40まで遊ぶときには、「20ユニット」が残高リミットになります。
これ以降のシミュレーションでも詳しく触れますが、この残高リミットの数字がゼロになったら、そこがゲームの引き時と思って、その日のプレイは終了してください。
ルーレットの赤黒賭け(レッド・ブラック)でシミュレーション
勝率1/2のゲームならどれでも10ユニット法を試せますが、今回はルーレットの中で勝率5割の「赤黒賭け」を例にして話を進めていきます。
赤と黒のどちらに賭けるかは任意です。
好きな色だけに賭け続けても構いませんし、勘を働かせながらどちらかを選んでいっても構いません。
ちなみに赤黒賭けの配当は2倍です。
- 先ほど数列を書いたメモを見て、まずは両端に書かれている「1」を足した2ユニット分の賭け金を用意します。
- 「1111111111」→ 1+1=2ユニット
これまでに挙げた例の通り、1ユニットを$2に設定しているのであれば、1ゲーム目に賭ける資金は$4ですね。
ゲームに勝った場合
- 1回目のゲームに勝てたら、メモに書いてある数列の左側と右側を両方消して、10個あったユニットを8個に減らします。
- 今回は$4を賭け、2倍の$8が返ってきましたので、2ユニット分の$4が利益です。
- 残高リミットが20から22ユニットに増えました。残高リミットを「22」に書き換えます。
この時点では一時的な資金が増えていますので、その分だけ余計に負けても大丈夫ですよ。 - このように勝ちを繰り返し、メモに書いた「1」がすべて消えますと、目標金額を達成できます。
- 「
11 1 1 1 1 1 1 11」(残高リミット20ユニット)
↓
「1 1 1 1 1 1 1 1」(残高リミット22ユニット)
ゲームに負けた場合
- 反対に負けてしまった場合は、メモの数列には負けた分のユニット数を書き足していきます。
- 今回負けた場合、$4分、2ユニットを失ってしまいましたので、「1」を10個書いた数列はそのまま残し、その右端に「2」を書き足しましょう。
- さらに、残高リミットから負けた分のユニット数を差し引くことも忘れないでください。
スタートの段階で残高リミットは20でしたから、2を引いて18ユニットにします。 - 勝てない状況が続き、残高リミットがゼロになってしまったら、そこで損切りしてゲームから引き上げてください。
- 「1 1 1 1 1 1 1 1 1 1」(残高リミット:20ユニット)
↓
「1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2」(残高リミット:18ユニット)
10ユニット法のシミュレーション
具体的に表を使って10ゲーム分のシミュレーションをみていきましょう。
これまでの仮定と同じ条件にで行います。
- ・ルーレットで赤黒賭け
・1ユニット$2
・目標金額は$20
・リミット額は$40(20ユニット)
【10ユニット法のシミュレーション:1ユニット$2/目標金額$20/リミット額$40】
回数 | ユニット | 賭け金 | 結果 | 損益 | 資金 | 残高リミット |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 | $4 | 勝ち | +$8 | +$4 | 22 |
2 | 1 1 1 1 1 1 1 1 | $4 | 勝ち | +$8 | +$8 | 24 |
3 | 1 1 1 1 1 1 | $4 | 負け | -$4 | +$4 | 22 |
4 | 1 1 1 1 1 1 2 | $6 | 勝ち | +$12 | +$10 | 25 |
5 | 1 1 1 1 1 | $4 | 勝ち | +$8 | +$14 | 27 |
6 | 1 1 1 | $4 | 負け | -$4 | +$10 | 25 |
7 | 1 1 1 2 | $6 | 負け | -$6 | +$4 | 22 |
8 | 1 1 1 2 3 | $8 | 勝ち | +$16 | +$12 | 26 |
9 | 1 1 2 | $6 | 勝ち | +$12 | +$18 | 29 |
10 | 1 | $2 | 勝ち | +$4 | +$20 | 30 |
このように、10ゲームを終了した段階で合計の成績は7勝3敗。
用意していたユニットはすべて消え、目標金額だった+$20を達成し、攻略に成功ということになりました。
なかなか勝てない……長期化した場合の10ユニット法改良版!
勝てないままゲームが長期化しますと、徐々に左側の数字が大きくなり、賭け金も膨らんでいきます。
途中から、賭けに必要なユニットが残高リミットを上回る可能性も出てきますので、その場合は改良版で対応してみてください。
【改良版10ユニット法のベット方法】
ベット方法 | ユニット | 賭け金 | 残高リミット | 過不足 |
---|---|---|---|---|
通常の10ユニット法 | 10 11 12 13 | 23ユニット | 20ユニット | -3ユニット× |
改良版10ユニット法 | 10 11 12 13 | 10ユニット | 20ユニット | 10ユニット○ |
このように、通常の10ユニット法で両端のユニットを足した際に、その数が残高リミットを上回ってしまう場合は、左側のユニットだけを使ってベットします。
改良版を利用して勝った場合と負けた場合、双方の展開の仕方は次の通りです。
結果 | ユニット | 賭け金 | 残高リミット |
---|---|---|---|
改良版 | 10 11 12 13 | 10ユニット | 20ユニット |
【勝ったとき】 | 10 11 12 13 | 24ユニット | 30ユニット |
【負けたとき】 | 20 11 12 13 | 10ユニット | 10ユニット |
- 【勝ったとき】
・改良版で勝った時は、左端の10ユニットだけ消します。
・残高ユニットは30に増えます。
・次のプレイは両端の11、13を足した24ユニットを賭けましょう。 - 【負けたとき】
・左側の10に負けた分の10を足して「20」にします。
・しかし、残高リミットは10にまで減少しています。
・次のプレイでは、本来賭けるべきユニットは20ですが、限界の10ユニット分だけを賭けましょう。
・もしもこれに負けてしまった場合は、その段階でゲーム終了です。
10ユニット法を使う際の注意点

成功率が高いカジノ攻略法ではありますが、デメリットも潜んでいます。
オンラインカジノでルーレットやブラックジャックなどを利用して10ユニット法を試す前に、注意点も頭に入れておきましょう。
勝っていても出口を見つけることが難しい
目標金額とリミットを決めて臨むシステムベットであることから、仮に勝っていたとしても、心理的に出口を見つけることが難しい賭けになってしまいます。
目標に届くか、リミットに達するか、いずれかまで賭けを続けてしまいがちな点には要注意です。
例えば$10の利益が出ていたとしても、$20の目標額に固執してしまうあまり、無理に賭け続けて、結果としてリミットに達するまで赤字を膨らませてしまう可能性もあります。
時間も考えながら、無理なく利益を確定させることも大切にしましょう。
ゲームが進むごとにリスクが高くなる
ゲームが長時間に及んだ場合、シミュレーションでもわかったように、賭けるユニットがリミット数を超過したり、ユニット数そのものが巨大化したりすることがあります。
結果的に一発勝負のような形になり、一気に資金を失うリスクが高まります。
まとめ
特殊な計算を用いてシステムベットを行う「10ユニット法」ですが、法則を覚えてしまえば、メモとペンを用意するだけで試せます。
目標とする金額、これ以上使えない金額を設定し、リスクをコントロールしながらベットできる点がメリットです。
ユニット等の単位の記録は、ランドカジノでは禁止されていますが、オンラインカジノなら問題なく記録を付けながらブラックジャックやバカラ、ルーレット等で遊べます。
シミュレーションの検証通りに勝てるのか、まずは少なめのリミットを設定して、オンラインカジノで試してみてはいかがでしょうか。